萌えと燃えの日記。

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出会うは別れの始まり、別れの旅立ちの前奏曲―――

誰にも自分の代わりは務まらない。
誰もが自分の歌を演奏し続ける。
ひとり孤独に。どこまでも。

会うが別れの始まりだ。
どんな形であれ、始めはその内に最初から終わりを孕んでいる。

ボクらは出会って、そして別れる。
それを繰り返して生きていくんだ。

どうか旅立つ人に届きますように――


作中より



CG:103(差分を含まない)
音楽:0(音楽回想がないため)
Hシーン:5(枠としてはそれぞれ1回)
その1回の中で回数は結構重ねてはいる。
プレイ時間:10~13時間ぐらい

この作品を自分なりに感想を書いてみますと、良作一歩前の作品。

そう思った理由は、シナリオの質自体は高いと思うのですが、プレイ時間から分かるようにシナリオボリュームが少なくて、シナリオの本筋にタメが足りなくて、もの足りないように感じるためです(シナリオボリュームが少なくても話が濃縮されていると感じる作品はあると思いますが、この作品の場合は物足りないという感じなんですよね)その部分が解消されていれば間違いなく良作だと思うのですがね。

ただ田中ロミオ氏がシナリオ監修ではなく、直接シナリオに携わっている作品で「プレイし終わった作品」*1の中では微妙なところですかね。

ただ忘れてはいけないのはシナリオ担当がロミオ氏以外にも日野亘氏、火々野未完氏、平平平平氏とお三方いらっしゃるので、ロミオ氏がどのくらい担当されているのかは分からないということですな。

*1:CROSS † CHANNEL、星空☆ぷらねっと ~夢箱~、家族計画、最果てのイマ、家族計画 ~そしてまた家族計画を~(プレイ途中:加奈 ~いもうと~、神樹の館、夏夢夜話、おたく☆まっしぐら)

※以下ネタバレ注意

☆シナリオ
日常シーンは、ロミオ氏が描く少しぶっ壊れた&ツッコミ属性の飯島幹也、暴力暴走蛮族の千歳、緊張に弱いエリート様の伊吹、プチトマトの桜、ぺったんこ言うなの琴子、学園の清涼系美人の雪希、ベ○ータボイスでプラモ好きで大人なのに精神は小学生的担任教師の新堂幸司たちの絡みと言葉遊びによって私は笑わせて貰いました。

本筋は上記で述べましたが、シナリオボリュームが少なくて、シナリオの本筋にタメが足りなくて、もの足りないと思いました。

ただ幹也が聴覚失認であること、桜が目が見えなくなってきていること、琴子が解離性同一性障害(多重人格障害)であることの、伏線のピースを張り巡らせてのネタばらしまでの繋がりは、予想できた云々は置いておいて、素直に上手いなと思いました(特に桜は)


☆サウンド
作中で幹也たちの思い出の曲であり、バンドして歌う「Harmony」以外のBGMは、特に悪くもないですが、印象に残るような良いBGMではなかったなと思いました。

OPテーマ『a piacere』歌:KOTOKO 作詞:KOTOKO 作曲/編曲:高瀬 一矢(I'veSound)とEDテーマ『Harmony~僕の歌がとどいたなら~』歌:佐藤ひろ美 作詞:佐藤ひろ美 作曲/編曲:藤田淳平(Elements Garden)の詞の中に、この作品の話の内容と伝えたかったことなどが表現されている印象を受けて、ゲームをクリアした後に詞を読み返すとああ、なるほどと感慨深いものがありました。


☆グラフィック
原画担当されているのは、テリオスの「りこりす-lycoris radiata-」で原画担当された土代昭治氏。

グラフィックに関してはCGが少なめという印象と、あとは無闇やたらにパンチラが多かったのが気になりました。個人的に必要ないと思われるところにもあって、あんなにパンチラはいらない気がしました。


☆ルート(プレイした順番で書きます)

◆綾瀬伊吹
伊吹というキャラクターとは関係なく、話自体としてはあまりいらない気がしたというのが本音。ただ伊吹ルートに関しては、他のルートよりも幹也が聴覚失認という伏線の欠片(車にはねられそうになるなど)があって多めなので、そのことが明きらかになることに関しては意味あるものなのかもしれません。

◆野々原雪希
伊吹ルートで幹也の秘密抱える問題が明らかになったので、こちらのルートでは幹也の抱える問題のことを理解してくれる人(雪希本人、雪希の父、里奈)もいてくれるということを主に描きたかったのかな?と思いました。
雪希が学園の清涼系美人と頷けるぐらい可愛かったのとは関係なく、こちらのルートの話自体としてはあまりいらない気がしたというのが本音。

◆吉住琴子
琴子の抱える問題を幹也が過去の自分の経験などを生かして、琴子を支えながら解決する姿、琴子のことを自分が消えても良いと想いやる琴音の姿、琴子の抱える問題を解決するにしたがって、自分の抱える問題に向き合って最後解決することができた幹也の姿、などには少し安易かもしれませんが感動しました。

◆新堂桜
桜が目が見えなくなってきていることは、予想はできていましたが、そのことに関する伏線の欠片の散りばめ方、それらが一つに繋がり明きらかになった時は、幹也と琴子の時よりも上手いなと思いましたね。
問題を抱える桜を支える幹也の姿、問題のことをみんなに心配かけたくないからと一人で問題を抱えていた桜の姿、遠く離れた場所にいる桜にも幹也たちの歌が想いが伝わるシーン、そして最後の結末の時は感動しましたね。

◆香坂千歳
千歳と幹也の話自体は微妙でしたが、千歳の存在により支えられた幹也が、不格好でも良いから自分の大切な人に伝えたい気持ちを、想いを、歌に乗せている姿、千歳の存在により問題を解決した幹也が、再び自分の大切な人に伝えたい気持ちを、想いを歌に乗せている時に、周りのたくさんの人間の歌が一つになるシーン、そしてその歌を、想いを、受けて泣いている幸司の姿という感動的でした。


☆さらなる個人的なこと
この作品は、他人を信じることができないために心因性の聴覚失認になった飯島幹也が、千歳や先生(幸司)のおかげで人を信じることができるようになったためか音を取り戻すということ

そして、もう一つは冒頭で作中の文章から読み取れる?ように人との出会いと別れ、別れと旅立ちを描いている作品だと私は思い、そのようなことが描かれている話に興味がある方にはプレイして貰いたいと思いました。

まあ、シナリオ・田中ロミオ氏の作品でこの作品と似た系統の作品では、どちらかというと「星空☆ぷらねっと」をお勧めしますがね。

キャスト(敬称省略)
香坂千歳:みんと
綾瀬伊吹:涼森ちさと
新堂桜:茶谷やすら
野々原雪希:佐本ニ厘
吉住琴子:AYA
新堂幸司:間寺司
新堂清美:松田理沙
裸野大勝:一 一
野々原里奈:星咲イリア
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